前回の『気分が乗っていないとき、どうしていますか?~ヨガインストラクター編~』に続き、ピラティスインストラクター編をお届けします。


ヨガやピラティスで、カラダを動かしたい気持ちはあるのだけど、今日はちょっとやる気が出ない、テンションが上がらない……。そんなときありますよね。

そんなとき、ピラティスインストラクターの方々はどうしているのでしょう? 先生といえども気分が乗らないこともあるはず。そんなときどうするか、ピラティスインストラクターの方々にアンケートを取ってみました。『テンションを上げるための、ちょっとした方法』を教えてください。

「鏡を見て小声で『よしっ』と言って気持ちを切り替えます。」

「目を閉じて精神統一。深呼吸をする。」

「ほっぺたを叩いてからおもいきり笑う」


ちょっとした時間で、気持ちの切り替えをするパターンが多いようです。それには、深い呼吸や、ちょっと大きめの声を出すことが効果的。スキッとしますよね。

「クラスの流れのシミュレーションをしたり、これまでに来日したパワーピラティスの先生方を思い出します。(先生方は明るく陽気でパワフルだったので)」

「大好きなアーティストの歌を聴く」

食べ物だけでなく、好きなことや思い出は、心の栄養でもあります。こういったものを多く持っていると切り替えにいいかもしれません。

「テンションが上がらない時は、スタッフやお客様など周りの人とお話をするようにしています。ひとりで何かしようと思っても、どうしても『内』に入ってしまうので、気分を『外』に向けるようにしています。」

「自分をコントロールできてこそプロ。 スタジオに入って第一声の挨拶でスイッチが入る。」
というインストラクターもいました。気持ちを『外』に向けた瞬間に、ぱっと切り替わるのでしょうね。

自分なりの切り替えのスイッチが分かると、気分の切り替えのキッカケに使えますね。ピラティスインストラクターの方々は、どうやら短時間で気分を切り替えることに長けているようです。

編集 竹内まり子