読者の方々から届いたインストラクターへの質問のなかから、特に多かったものをご紹介。あなたの「?」を「!」に変えます。


Question
インストラクターのみなさんは、いつも笑顔でレッスンされてますよね。インストラクターをされていて、辛いと思うときって、ないのですか?

Answer ①
Beauty Pelvis アサナ先生

ほとんどないんです。しいて言えば、トレーニング・コースやヨギー・サークル担当時など(長期間で担当するもの)で、子どもの行事や親戚・友人の結婚式などに参加できなかったことですね。なかなか連休も取れず、旅行したいなーなどとも思いますが、基本的にこの仕事が大好きで、お休みのときでも代講を頼まれたら積極的に引き受けるぐらいです(笑)。

親が手術をしたときは、気持ちが上がらず、このままクラスの指導ができるか不安なときもありましたが、不思議なもので、みなさんの前に立つとできるんですね。みなさんの笑顔やパワーをもらって、毎回楽しくレッスンさせていただいています。

あと、最近はほとんどないのですが、インストラクターをはじめて数年は、のどを痛めることが多々あり、声がオネエのようになったことがあります(汗)。体調管理には一層気をつけるようにしています。

Answer ②

Pilates リカ先生

ピラティスの場合、一昔前は、「え? ティラミス? お菓子作る職業ですか?」などと言われ(笑)、一発では“ピラティス”が通じなかった時代もありました……が、いまは別。

職業として辛いと思うことはありません!

たとえクラス前に、多少元気がなくても、心に引っ掛かることがあってもひとたびレッスンをスタートすると全てが洗われて、終えたときには毎回まるで別人です。もっとこう伝えたら良かったな、など振り返るのも常ですが、次に活かそうと思う活力も生まれます。生徒さんと一緒に同じ空間を共有することから、すごいパワーをいただいているのですね。こんな素晴らしい経験をさせてくれる職業、やっぱりやめられません!

Answer ③

Yoga リカ先生

辛いことはひとつもありません。ですが、あえてあげるならば、数ヶ月続くトレーニングを担当する場合、休むことはできませんので、子どもの運動会に参加できなかったことは心残りです。

土曜日を勤務日にしているため、土曜日の子どものサッカー練習やお花見などのイベント事に参加できないことが多々あり、それも残念ではあります。ですが、すべて自分で選択した道であり、辛いとは思いません。

インストラクターになりたての頃は、クラス前にどうしても気分があがらなくて、体も重く、なんだか辛いなぁと感じることはありました。でもクラスが始まると突然スイッチが入り、楽しくなります。生徒さんからたくさんのパワーをいただいて、元気になって終わります。誰かのために尽くそうという思いは、自分にも跳ね返ってきてパワーアップできるのです。本当にありがたいお仕事です(笑)。

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編集 竹内 まり子