ちょっと欲ばって、ヨガとピラティスとビューティ・ペルヴィス、3人の先生に質問! 3つの答えは、同じようで違うし、違うようで同じ。あなたの「?」を「!」に変えます。

Question
最近、ぽっこりしたお腹が気になります。お腹をひっこめるには、どうしたらいいですか?

BEAUTY PELVIS
プログラムディレクター/b-i STYLE代表 kyo先生

ビューティ・ペルヴィスの理想的なお腹
男性の場合は、いわゆる6ブロック。腹直筋や腹横筋が発達して、割れているお腹ね。女性の場合は、ビーナス像のお腹。縦と両脇にうっすらくぼみがあって、その中央にほどよく脂肪がついているきれいなお腹です。

内臓下垂・姿勢・夏の冷えに注意
現代の女性は、やせていても下腹だけがぽっこりしている場合も多いですね。原因としては、内臓下垂と姿勢の乱れが考えられます。間違ったダイエット方法で、内臓を支えてくれる筋肉まで落としてしまうのです。下垂した内臓や骨盤の乱れで働きが鈍くなり、冷えにつながります。すると、冷えから体を守ろうとして、脂肪がつきやすくなります。

ビューティ・ペルヴィスのクラスでは、骨盤を調整することで内臓を本来の位置に戻し、ぽっこりお腹の原因となる大腰筋の調整をおこないます。夏のアドバイスとしては、常温の水をこまめに飲むこと。オフィスでは冷房を後ろからあてないようにして夏の冷えに気をつけ、健康的にスタイルアップを目指しましょう!

PILATES
プログラムディレクター マミ先生

ピラティスの理想的なお腹
理想的なお腹は、理想的な骨盤の位置と筋肉や脂肪のバランスで成り立ちます。クラスで骨盤の「ニュートラルポジション」を意識し、インナーマッスルを使って体幹のコントロールをすることで、結果的にお腹まわりの筋肉がバランスよく無駄なく発達します。

日常生活をピラティスに変えていく
誰でも1秒ぐらいなら簡単にお腹をひっこめることができますが、この状態をずっと保つのは難しいですね。ですからピラティスでは、必要なときに深層筋が上手く使えるように練習していきます。エクササイズのときにおへそを背骨のほうに引き寄せて上げる=「IN & UP」(スクープ)を行うのは、まず骨盤という身体の土台を安定させるため。

お腹にベルトを巻いているようにイメージして身体の「コア」をつくったら、今度は四肢(手足)を動かしている時もそれをキープする時間を少しずつ長くしていきます。1秒しかキープできなかった骨盤とお腹の状態が、10秒になり、1分になり、やがて1時間のクラスの間適宜保てるようになります。そして、立っているときも座っているときも、常に意識することで日常生活をピラティスに変えていく。姿勢が改善され、余分な脂肪もつきにくくなりますよ。

YOGA
ヨガインストラクター トモコ先生(シカゴ在住)

ヨガの理想的なお腹
自分らしいお腹かな? 自分らしいお腹とは、今の自分に合ったバランスのよい状態です。身体的にバランスがとれていることも大切ですが、それだけではなく精神的なバランスもとれている。お腹だけでなく心も体も含めた全体的なバランスが大切だと思います。

お腹のことに集中する前に
別に、お腹が出ているのは悪いことではないと思いますよ。もしかすると、精神面でバランスをとり安定するために、一時的にお腹が出ているのかもしれません。それに、美しくなりたいという気持ちも大切。お腹を引き締めることに集中する前に、なぜそうしたいのか、なぜお腹がぽっこりしたのか、自分と向き合ってみたらどうでしょう? 

ただ人と比べているだけかもしれないし、精神的な安定や強さがほしいのかもしれない。ストレスでつい食べすぎたり、姿勢や呼吸が乱れていたり、いろいろな理由があります。だから、お腹だけに集中しても、同じ悩みを繰り返してしまう。全体のバランスをととのえることで、結果的に、お腹がよい状態になるし、人との違いは気にならなくなると考えてみてください。私たちの体は、みんな違う。お腹も、みんな違う。それぞれ個性があります。自分らしい、バランスのとれた心と体を大切にしてほしいなと思います。

◯トモコ先生、来日ワークショップ◯
2016年5月3日(火・祝) 12:30-14:00 スタジオ・ヨギーTOKYO
ヴィンヤサヨガを通して、人生を喜びと共に生きるヒントを見つけよう 

2016年5月4日(水・祝) 9:00 - 10:30  スタジオ・ヨギー新宿WEST
ヴィンヤサヨガと瞑想 ~ブレない心を作る~ 

取材・文 古金谷 あゆみ/「スタジオ・ヨギーのある生活」vol.2より