読者の方々から届いたインストラクターへの質問のなかから、特に多かったものをご紹介。あなたの「?」を「!」に変えます。

Question
インストラクターの方も筋肉痛になりますよね?

なったときは、どのような対処をしますか? ご自身でしている早く治る方法、軽く済む方法があったら教えてください。

Answer
beauty pelvis アヤコ先生

もちろん! 私もオーバーワークしてしまうと筋肉痛になります。でも、筋肉痛が酷くて動けない、何日も治らず大変、ということはあまりないです。

なぜなら、それは筋膜ストレッチで体をケアしているからです。

筋肉や体の組織を覆っている“膜”を良い状態にすることで、老廃物を流し、疲れを取ったり修復力を高めます。その結果、次の日の体が違うのです。

運動した後、たくさん使った部分の筋膜ストレッチを丁寧にしてあげると、さらに効果が高まります。筋肉痛とは、おさらばできるかも……! もちろん筋肉痛になってしまった時にもお勧めです。早く回復に向かってくれます。みなさんもぜひ、筋膜ストレッチをご自身のケアに取り入れてみてください。

「筋膜ストレッチって何?」という方は、ビューティ・ペルヴィスのクラスへどうぞ。クラスのなかで出てくるはずですよ。


pilates エミ先生

普段と違う運動をすると毎日ピラティスをしていても筋肉痛になります。心地よい気にならない程度の筋肉痛の場合はストレッチをしてウォーキングをしてみたり、リラックス系のエクササイズをして血行を促進させて伸ばします。

またひどい痛みの場合は、筋肉が超回復を行っているときでもあり休息を取りなさいとの合図なので休養します。

【超回復】とは簡単に言えば疲労が溜まった筋肉が休養により運動前より高い筋力を得ることです。この時は、ストレッチポールやボールでほぐしたり、岩盤浴やお風呂でゆっくりしたりします。普段から毎晩ボディオイルで足やお腹、二の腕などのリンパマッサージをして、むくみや疲れをためないようにこころがけています。

ぜひみなさんもカラダからの声を聞いてみて頑張りすぎずに上手に筋肉痛と付き合ってみてください。


yoga ユウ先生

ヨガのポーズの練習では、身体の使い方を意識しているせいか筋肉痛になることがあまり無いのですが、子どもを長時間抱っこして歩いた時などは、腕や肩、腰のあたりに痛みが出ることがあります。

筋肉痛は、身体が回復をしている時なので、いつもより睡眠を長くとり、身体を休めることを心掛けています。また、痛みが引き始めていたら、身体に負荷の少ないポーズでその部分をゆっくりストレッチしたりします。

ストレッチの要素は、ほとんどのヨガのクラスの最初と最後に入っていると思います。クラス前半でおこなうストレッチは、筋肉を効果的に温めるため、力強くポーズを行う準備になります。クラスの後半では、呼吸と共にポーズを使ってゆっくりとストレッチすることで、筋肉をクールダウンさせ、リリースする効果が期待できます。

スポーツやランやウォーキングの前後でも、ヨガのクラスの内容を少し取り入れると、筋肉痛になりにくい身体へと変化するのではないでしょうか。

編集 竹内まり子