②その後の効果を考えること。

否定的な想念が続くことを許してしまった場合、その後にどんな結果が待っているか?を想像してみること。

例えば、イライラしたときに、その感情をそのまま抱え込んでしまっては、子育てを含め、あらゆる人間関係は上手く続かないでしょうし、喜びを忘れ、辛く苦しい思いに支配されて、孤独になるばかりだと想像できます。

「その後の効果を考える」ためにも、やはり、その場から離れて冷静になることは、大きなポイントであると思います。

また、私がヨガの先生から習ったことで、ネガティブな感情から離れる方法として、さらに2つの方法を紹介したいと思います。

③共通点を見出すこと。

例えば、誰かのことを嫌だなと感じたときに、その人と自分の共通点を見つけてみるのです。

自分とこんな所が同じだなと思えると、その人に対しての嫌悪感が薄れて、その人が持つ良い部分にも目が向くようになるかもしれません。あるいは、敵対心がなくなることで、自分がリラックスすることが出来ると、その人の影響を受けずに過ごすことができるでしょう。

④感謝できることを思い出すこと

例えば、子育てでイライラした時に、出産を終えて、初めて子どもの顔を見た時のことを思い出してみる、あるいは、仕事などでストレスを感じた時に、初めてお給料をもらった時のことを思い出してみる・・・そうすると、喜びが胸に広がるとともに、自然と感謝の気持ちが湧いてくるでしょう。心が平安を取り戻せば、どんな場面でも上手く対応できるはずです。

『アンパンマンたいそう』では、「アンパンマン(ヒーロー)はあなた自身であり、元気を出すこと、信じること、勇気を出すこと」と歌っています。

私たちは誰しも、自分らしくポジティブに毎日を過ごすことで、ヒーローになれるのでしょう。

文 ヨガインストラクター ユウ