季節の変わり目はなにかと風邪を引きやすいもの。体のエキスパートであるインストラクターのみなさんはどんなふうに、冷え対策をしているのでしょうか? 今回は、秋のはじまりにおこなっていることを聞いてみました。

首を冷やさないこと

関東ピラティスインストラクター レナ

秋の始まりに、最初に取り入れる対策は、首を冷やさないことです。

季節の変わり目には、何を着たらよいものか非常に悩みますが、秋口にはとりあえずストールを巻いて出かけます。

体を冷やすので、人間の体で「首」がつくところを冷やしてはいけない、と昔から言われますよね。全くその通りだな…と実感しています。

手首・足首が冷えるとつらいので、ピラティスのクラスの時にも、足首を冷やさないように1年を通してアンクルウォーマーが欠かせませし、冬場の外出は、手首まで温かいアームウォーマーを愛用しています。

でも、やっぱりわたしにとって鉄板の冷え対策と言ったらピラティスです!(笑)

ピラティスでは呼吸と姿勢を意識しながら身体を動かし、バランスよく整えていきます。
深層の筋肉を働かせ、骨盤の位置をはじめ姿勢が整うと内蔵の位置も正常に整い、内臓機能も向上し、さらには血流が促進され、冷え性の改善も期待できるのです。

慣れないうちはつい動きだけに集中しがちですが、しっかりと息を吸い込んだときに、お腹を引っ込めた状態を維持しつつ、肋骨の背中側が膨らむピラティス呼吸も大切です。呼吸を正しく行うことができるようになると、新陳代謝を上げることができます。

また、冷え性の原因が血行不良や筋力の低下に関係していることも多いので、その点においても、ピラティスは効果大ですよ!

寒さが本格的になる前にぜひ一緒にピラティスで寒さに負けないカラダを目指しましょう!

お話し ピラティスインストラクター レナ/編集 七戸 綾子