空気が乾燥してくる季節。さらに暖房で室内の湿度も下がる一方です。肌の調子、喉のコンディション…乾燥は美容と健康の大敵です。体のエキスパートであるインストラクターのみなさんはどんなふうに、乾燥対策をしているのでしょうか? 

身体にとどめておける水分はお水だけ

ビューティ・ペルヴィス インストラクター アサナ

朝晩の冷え込みが感じられる頃から、空気もかなり乾燥してきます。空気が乾燥すると、皮膚から水分も奪われてくるので、潤いが失われ、肌がカサついてきたり、目も疲れやすくなってきます。

乾燥は、フィルターの役目をしている粘膜にも影響が出て、ウィルスが体内に入りやすく、風邪をひく原因にもなります。体の潤いを保つために、私の場合、いつも以上に工夫してお水を取り、身体にとどめておくことを意識しています。

コーヒー、お茶、お酒などは身体の水分を外に出してしまいます。身体にとどめておける水分はお水だけなので寒くなってくると、パッタリお水の摂取量が減りやすくなりがちですが、意識し1日て2ℓぐらいは取っています。

以前は、味のついた飲み物しか飲めず、全然お水の量を取れていなかったのですが、お水の必要性を知ってから積極的に取るようにしたら、お水が美味しいと思えるぐらい飲めるようになりました。いまでは、コーヒーを飲むときも、ご飯を食べるときも、必ずお水も隣にセットしています。

昨年から<朝一番に白湯を飲む>を実践していますが、これもとってもいいです。

目の乾燥も進むと疲れやすくなるので、乾燥を感じた時はレンジでホットタオルを作って目元を温めます。水で濡らしたタオルを軽く絞って、ビニール袋に入れてレンジで1分したものを使用しています。ついでにこめかみや眼窩のポイントを押さえたり。目の神経も休まり、スッキリします。疲れた時にいつでもできるので、水分でビチョビチョにならない「めぐリズム」は、便利なので持ち歩いています。

それから、b-iのF・Sトリートメントオイルとローズウォーターの重ねつけはおススメです。お風呂上がりに軽く拭き取ったあと、トリートメントオイルを顔、身体全体にさっと塗って、そのあとにローズウォーターを塗布して、顔だけもう一度オイルを重ねてフタをします。

疲れた時、乾燥してるなと感じた時は、オイルを塗ってホットパックをして蒸す、スペシャルケアもおススメです。

お話し ビューティ・ペルヴィス インストラクター アサナ/編集 七戸 綾子