疲れたなぁ、心身ともにクタクタだなぁと感じるとき、どんな呼吸をしていますか? そんなときは、ストレスいっぱいで緊張にあふれ、浅い呼吸をしているかもしれません。あるいは、ため息ばかりついているかもしれません。

嫌なことをするときには疲れを感じるのに、好きなことに没頭するときには全くを疲れを感じないという経験はありませんか? 嫌だなぁとか、疲れたなぁというネガティブな思いは、さらに体に疲労を感じさせる方向に働きだします。

疲れをとりたい、そんなときは、深く吐き出してはまた満たすヨガの完全呼吸法をおすすめします。焦らずゆっくり、自分のリズムで、吐きだす息ごとに自分の内側を空っぽにしては、また入ってくるものを受け取って満たします。一息吸うごとに満たされている感覚を味わいます。

疲れたって良いのです。クタクタになってもよいのです。欠けているものは何もありません。ヨガでは、私たちは完全で満たされた存在であるといいます。

まずは体側ストレッチで腰から肋骨まわりの緊張をほどいてから、お腹、胸、鎖骨の3つのパートを使う完全呼吸を練習していきましょう。内側の呼吸が変わると、経験する世界が変わってくるかもしれません。

それでは、疲れがたまっているときの「疲労回復するための呼吸法」をご紹介しましょう。

【動画】疲労を回復する 体側ストレッチと完全呼吸法

体に緊張や固さがあると、深い呼吸はブロックされてしまいます。体側ストレッチで、こわばりをほどき、横隔膜を十分に動かして完全呼吸法で頑張っている自分にエネルギーチャージしましょう!

1 あぐらで骨盤を立てて座ります

あぐらで骨盤を立てて、落ち着いて座りましょう。

骨盤を立てるには

両手を前について、骨盤ごと前に倒し、腰を反らせながらお尻を床に戻します。お尻、肩、耳が一直線になるイメージで座ります。

2 吸いながら左腕をあげます

息を吸って、左手を横から上に上げましょう。

3 息を吐きながら、ひじを曲げます

息を吐きながら上げている左腕のひじを曲げます。

4 右手で左ひじをつかんだら、一息吸って

右手で左ひじをつかんだら、一息吸います。

5 息を吐きながら体ごと右側に倒します

息を吐きながら体ごと右側に倒します。左側の体側を長く伸ばしながら、同時に胸を開きましょう。

6 吸う息で体を真ん中に戻します

吸う息で体を真ん中に戻し、両腕をおろしましょう。

7 今度は反対側を同様におこないます

吸う息で右手を持ち上げ長く上に引き上げます。吐く息でひじを曲げましょう。左手で右ひじをつかんだら息を吸って、吐きながら今度は左側に倒します。右側のウエストを長くし、右ひじと頭はやや後ろへ引きましょう。

では、真ん中に戻し左手をほどいて、右手もおろします。鼻から深く息を吸って、鼻から長くただただ心地よく吐き出します。

これから、お腹、胸、鎖骨の3つのパートに呼吸を満たしては空っぽにする、完全呼吸法を練習します。正しく行おうと思わずに、ゆったりとスムーズに、心地よく練習することを大事にしてください。

8 お腹、胸に手をあてて吐き出します

片手をお腹に、もう一方の手を胸におきます。いまある息を吐き切って、お腹を引き入れます。

9 鼻から深く息を吸います

鼻から深く、お腹、胸、鎖骨という順に空気を入れるイメージで吸い入れます。吸いきって完全に満たされたのを味わいます。

10 息を吐ききります

お腹、胸、鎖骨という順に息を吐き出して、完全に空っぽにしましょう。

11 同じ呼吸をあと9回繰り返します

お腹、胸、鎖骨という順に息を吸い
お腹、胸、鎖骨という順に息を吐き出します。
これを1セットとして、あと9セットおこないます。慣れてきたら手を外しておこなってもよいでしょう。

吐く息ごとに疲れた気持ちやネガティブな思いを手放し、吸う息ごとにエネルギーチャージしてください。

12 吐く息とともに自然な呼吸に戻ります

息を吐きながら、手をリラックスした位置において、自然な呼吸に戻りましょう。

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モデル ヨガインストラクター ナナコ/考案・執筆 ヨガインストラクター リカ/編集 七戸 綾子