妊娠中の皆さん、赤ちゃんのお名前決めは進んでいますか? どんな名前にしようか苗字とのバランスや画数を考えたり、言葉の響きを確かめたり、名前決めは悩ましくも楽しい時間ですね。もう直ぐ臨月になる友人は、みんなに名前のアイディアを募って相談していました。みんなで話す姿は何とも微笑ましい光景でした。

みなさんの名前の由来は何でしょうか? 赤ちゃんにとって、親からの最初の贈り物である名前は、子どもの幸せを願う親の思いや元気に成長して欲しいという愛情がたくさん詰まっているものだと思います。

赤ちゃんにどの名前がいいか、聞く

私の場合は、娘の名前を決めるまで産後一週間ほどかかりました。ママの先輩である友人からは、赤ちゃんを見て決めたという話を聞いていたので、赤ちゃんが産まれて顔を見てから、ぴったりの名前をつけようと夫婦で話していました。

しかし、産まれたばかりの我が子を見れば見るほど、2つの候補の名前をいったり来たり、たまに全く違う名前が浮上してはまた最初に戻るという調子で、なかなか決定することが出来ずにいました。そこで、これも友人から聞いていたことなのですが、赤ちゃんにどの名前がいいのかを聞いてみることにしました。

友人が言うには、赤ちゃんはきちんと自分の意思を示すとのこと。最終的に2つに絞った名前の候補を紙に書き、赤ちゃんに順番に見せて聞いてみました。すると、片方だけに反応があったのです。そう言えば、反応のあった名前の方がより深い意味があるような、苗字にも合う名前だと感じました。

名前には願いが込められている

今となっては実際に反応があったと言うより、決定した名前の方がこんな風に成長して欲しいという私たちの願いが込められたからのような気がしています。

願望や決意をヨガの言葉で、サンカルパと言います。スタジオ・ヨギーでは、ヨガニドラーのクラスで潜在意識に働きかけるようにテクニックとして使用されます。赤ちゃんの名前は、我が子を責任を持って育てる親の決意が現れた、まさにサンカルパであり、言わば所信表明のようなもの。

赤ちゃんの名前を呼んだり、思い出す度に力が湧いたり温かい気持ちになるのは、初心を思い出すからなのかも知れません。赤ちゃんの名前は、家族にとって活力の源ですね!

by ヨガインストラクター ユウ