ママの共通テーマとは、自分の時間を持つことが難しいということではないでしょうか。
出産したばかりの時は、まだ体力も回復していない中、戸惑いながらの赤ちゃんとの生活で、毎日があっと言う間に過ぎていくことでしょう。赤ちゃんがハイハイしたり、歩くようになる頃は、赤ちゃんから目が離せなくなり、離乳食作りやお散歩など日課も増え、さらに毎日忙しく感じるかもしれません。

子どもとの生活は、食事も味わって食べることができなかったり、お風呂も慌ただしく済ませたりと思い通りにならないことも多く、自分の時間の流れではない分、手放さなくてはならないことも多々あります。

子育てとは、常に人間として大きく成長する機会を与えられていると感じます。

職場復帰されていても、そうでなくても、子育てをしているママにとって、いかに自分の時間を作るかは大きな課題ではないでしょうか?

そこで考えるアイディアは、家事を時間短縮すること。

経済状況が許せば、洗濯機を乾燥機付きにする、自動の掃除機を使う、食洗機を使う、家事代行サービスを受ける等で、手間を省くことが出来るかもしれません。しかし、これから何年も子どもにお金がかかることを考えるとそれはなかなか難しいです。

私が時間短縮のために実践していることは、
・食事は週末まとめて作り置きにする
・洗いものが少なく済むようにワンプレートにする
・無洗米にする
・掃除機をコードレスのステッククリーナーにし、ちょこちょこ掃除が出来るように工夫
家事以外にも、
・お化粧品を厳選し、ステップが少なく使い心地の良いものに変えたり、
・髪を洗う回数を一日置きにしたり(その代わり少し贅沢なシャンプーに!)
自分にかける時間を効率的にしました。

赤ちゃんのために家事も育児も完璧にこなさなくてはならないと肩に力が入りがちですが、完璧で無くて大丈夫と自分を許すこと、常にいいバランスを保つことが何より大事なことだと感じています。

ヨガの理念には、あるがままで完璧という考え方があります。世界の全ては、大いなる意識が様々な形として現れているため、全てに善があり美があると考えます。あるがままで美しい、素晴らしいというコンセプトは、良い意味での「いい加減」を私たちに教えてくれているのではないでしょうか?

たまには誰かに子どもを預けて、一人だけの時間をもつこと、それを自分に許可することも、いい加減でいるために大切なことだと思います。

今は、子育てに無我夢中で毎日ヘトヘトだとしても、それはやがて懐かしい美しい思い出となって、私たちの人生の1ページに記憶される日が来るはずです。

どんな時も「Don’t worry Be happy」で、過ごしましょう。私たちはあるがままで完璧なのですから・・・。

by ヨガインストラクター ユウ