ヨガインストラクターのアイスです。
この場合、腿の裏側(ハムストリング)が固いのが原因ですね。

膝を伸ばした状態での前屈が難しい時、膝を曲げて前屈をおこなってもよいですよ。なぜなら立った前屈ポーズ(ウッターナアサナ)の意味は、「背骨が入念に伸ばされる」なので、背中を丸めずにできるほうが大切です。

プロップスを使う場合

ブロック:

立った状態の足先にブロックを肩幅程度で置く、ブロックの高さは柔軟性に合わせる。背中を伸ばした状態で手をのせた時に1個で高さが足りなければ、ブロックを重ねて使用してもよいでしょう。

動作中は背中を丸めないようにすることと、呼吸を止めないようにして下さい!

腿の裏側(ハムストリング)の硬い方におすすめの練習を紹介しましょう。

1) ブロックを自分の高さに合わせてセット、マットに立ち、両手を脚の付け根に置き、胸を起こして背中を丸めない姿勢を作る。

2) 手を置いている脚の付け根を十分に後ろに引きながら膝を曲げて、背中を伸ばしたまま、床と上半身が平行になる位置まで脚の付け根から身体を倒す。

3) ブロックに両手をおろし、膝を曲げたまま、さらに脚の付け根を後ろに引き、胸を自分の顎の方へ伸ばす。

4) ブロックに両手をおろし、膝を曲げたまま、さらに脚の付け根を後ろに引き、胸を自分の顎の方へ伸ばす。

ブロックに手を置きながら、膝を伸ばして行くことで 腿裏のストレッチにもなります。ハムストリング中央辺りがストレッチされている状態をつくりましょう。膝裏付近が痛くなりすぎないように注意して下さい。

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写真・文 ヨガインストラクター アイス/編集 七戸 綾子