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【北千住】ブログリレーVol.146 マユミ先生 ~シャヴァーサナ “調和と至福の時間”~

2021年12月13日

 ヨガのクラスを受講するとどのクラスでも最後にシャヴァーサナの時間があります。
 サンスクリット語で“シャヴァ”=死体、“アサナ”=姿勢(ポーズ)、つまり“屍のポーズ”というのはご存じだと思いますが、どんな状態かというと眠るか眠らないかのまどろみの状態をキープするのですがそれがとても難しいのです。でもそれが気持ちよくできると他のアサナと同様に心身ともに効果や効能があります。 
『死人のような姿勢で肉体が心痛で精神的打撃を受けた後の放心状態のこと。身体が弛緩するので時に疲労回復に効果がある。ヨガアサナの中でも完全に行うのは最も難しいアサナであるが、最も気持ちがよく価値あるものである』(B.K.S.アイアンガー)
 また「ハタヨガプラティピカー」ではシャヴァーサナの状態をこのように表されています。『シャヴァーサナは他のアサナによる疲労を取り除き心に平安をもたらす』(第1章32節) 『感覚器官(インドリア)と心が同化された時をモクシャ(解脱)という。プラナとマナス(心)が同化された時名状しがたい喜びが湧く』(第40章30節) 「タントラヨーガ」の中では『シャヴァーサナのような静的アサナでは内臓、内分泌腺、全身の筋肉、神経系を穏やかにマッサージする効果があるばかりでなく心に安らぎをもたらし瞑想の準備をすることができ、呼吸はゆっくりとなされます』と表現しています。  身体の緊張をなくすだけでなく心も平安へと導くところは、ダライ・ラマが『睡眠は最高の瞑想である』と言うように、シャヴァーサナと瞑想は表裏一体、紙一重の違いと言っても良いかもしれません。 感覚を上皮で客観的に捉えつつ、自己を最小限に保った中でくつろぎを観察するのがシャヴァーサナ。 上皮や皮膚組織に留まらず肉体感覚を網羅し、更に内部の空間を捉え、そこに存在しているがまるで存在していないような感覚で自己意識を手放した先の自分の魂に触れるような穏やかな感覚が瞑想・・・だと私は思っています。  肉体も呼吸もプラーナも何もコントロールしなくても全てが調和の中で整えられている状態でリラックスできているのが理想であり極楽状態ですね。  私はフローなどのアクティブなクラスもリストラティブのようにリラックスを目的としているクラスでも最後のシャヴァーサナタイムを一番大切にしています。  北千住スタジオ月曜11時からのクラスで私の導くシャヴァーサナを是非味わってみませんか?
Mayumi💖


マユミ先生、ありがとうございました。
フローⅠでしっかり動いた後の、一番大切にしているというシャヴァーサナの時間。
この時間が好きなお客様も多いです。先生の優しさに包まれながら・・
ぜひ一度クラス受講にいらしてください♪

マユミ先生が素敵な写真を届けてくださいました。
シャヴァーサナの時の感覚やイメージは人それぞれ     





みなさまはいかがですか?


北千住スタジオ マユミ先生の担当クラス



月曜日 11:00~12:15 ヨガフローⅠ
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