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~ジェントルピラティスのススメ Vol.12~

2017年03月27日

こんにちは。
スタジオヨギー インストラクターのレナです。

 

今回の【ワンポイント・アドバイス編】は
「スパイン・カールで腰が痛い」
というお悩みに挑戦。
膝を曲げた仰向けの姿勢から骨盤を後ろに傾け
背骨を一つずつ順にマットからはがすように
脊柱と股関節を動かしていくエクササイズですね。

 

 



 

このエクササイズでは
骨盤と脊柱の連続的なアーティキュレーション
(関節を一つずつ順に動かす)を達成することで
腰が反り過ぎることを防ぎます。

 

それには
深部腹筋と骨盤底筋群の繋がり
腹筋と大腿後面のハムストリングスの
フォースカップルが鍵となります。

(まさにそのトレーニングともいえます)

 

 

まずはじめに、
深部腹筋と骨盤底筋群の繋がりについて
ご説明しましょう。

 

エクササイズの初動では
骨盤底筋群を緩やかに引き上げることで、
腹横筋(深部腹筋)から働きやすくなります。

 

けれども、
「骨盤底筋群を使えているのかしら?」と
疑問に感じる方も多いかもしれません。

 

そこで、写真のように
内腿にミニボールやタオル等を
挟んでやってみましょう。

 



 

 

内腿を内側に寄せる筋肉;内転筋は
恥骨(骨盤下部)から始まっているため、
内転筋を働かせると
隣接している骨盤底筋群も
同時に稼働しやすくなります。

 

内腿から骨盤底、
さらには
深部腹筋へのつながりが感じられるようになると
骨盤の後傾に伴い股関節の前側の広がりを感じ
腰の反り過ぎを防ぐことができるでしょう。

 

少し長くなりましたので、
フォース・カップルについては
次回ご説明しましょう。

 

ジェントルピラティス 担当 レナ

毎週土曜日 11:15-12:15