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簡単☆アーユルヴェーダ食養生

2017年11月29日

「アーユルヴェーダを学んでいます☆」
 

というと、

 

「食事について教えて!」
 

という答えが返ってくることが、しばしばあります。

 

このような質問を受けるたびに

みなさん食と健康の関係性について興味があるのだなぁ

と思うと同時に、

「せっかく実践しようと思っても、一体どんな食事をとったら良いのかでつまづいてしまう方も多いのかもしれないなぁ」

と思います。

 

「わたしはVATAなんだけど何食べたら良い?」

PITTAなんだけど……」

KAPHAの人って……」
 




もちろんアーユルヴェーダの古典にはその答えが記されています。

しかしその中には現代の日本では実践するには難しいことも。

日本では入手しにくい薬草、スパイスを挙げられても困ってしまうし。

たとえ入手できたとしても続けるのが困難。。。

 



そこで、今回はわたしが先生から教わった手持ちのリソース、または意識を変えることで簡単にできる食養生についてお話したいと思います。


 







 

アーユルヴェーダにおいて「食事」についての学びは全体の90を占めると言われるほど、日々の食事の摂り方を大切に考えています。

それは『食べ方』『時間』『食べ物の性質』であったり。。。

 

一人一人が生まれつき受け継いできたオリジナリティ(プラクルティ)や、その時その時の自分の身体と心の状態(ドーシャ)、季節や時間などにより、その時その人にとってどんな食べ物が「調和を促進」し「不調和をもたらす」のかが変わります。

 

 

今、あなたの心と身体はどんな状態にあるでしょうか?
 

 

今の状態に対し「良し悪し」をつけることは一度置いておいて。

まずは今の自分自身を観察してみると、どうでしょうか?

 

自分自身の状態をただ感じ、それを意識化する。

 

そのことによって気づけることが、もしかしたら何かひとつあるかもしれません。

もし、爽やかで晴れやか健やかさを感じられたなら、それはとても幸せなことですよね☆

 

ですが、ヨガやピラティス、ビューティ・ペルヴィスなどをやっている時間はともかく。

日常生活の中で身体の重さや閉塞感、日頃積み重なった疲れなどプチ不調を感じている方も多いのではないでしょうか。(もちろんわたしもその内の一人です!)




 

 


さて、以下はアーユルヴェーダではどんな方においても食事の際に大切とされていることたちの一部です。

これらの項目についてご自身を当てはめてみるとどうでしょう。


 

・空腹を感じてから食べていますか?

 

・命をいただくことに感謝の心をもっていますか?

 

・その食材が何から作られているか、どこで採れたものか知っていますか?

 

・食事と消化の関係を観察する習慣をもっていますか?

 

・食事の際は「食べること」に集中していますか?
 

 


アーユルヴェーダにおいて「食事」について学ぶ中で、避けて通れない「アグニ」という概念。

アグニとは食べたものを栄養に転換し、7つのダートゥ(体組織)へ組織返還してオージャスを作るための『消化能力』、『代謝を司る機能』、『健康な心を生み出すもの』、とされています。

そのため、不完全なアグニ(弱い消化力)では消化不良を起こし、慢性疲労、倦怠感、毒素や老廃物を身体にとどめてしまうと考えられます。

 

ついついやってしまいがちな、食事と食事の間に時間をおかずお菓子などをいただくダラダラ喰い。
 

空腹を感じることなく時間がきたからごはんを食べる習慣。

 

 TVに夢中になりながらの食事。
 

そんな、普段何気なく繰り返している習慣が日々のプチ不調を増悪させているかもしれません。

 

その他にも、

 

添加物が入っていようと、冷凍食であろうと、肉食であろうと。

自分のために用意された食事に感謝をすること。
(その食べ物自体には「良い悪い」はなく、もし「悪い」ことがあるのなら、 それはわたしとその食事の関係性ではないでしょうか。わたしは「動物であれ、植物であれ。いただいた命に対して罪悪感をもつのではなく、感謝をすることでその命にオトシマエをつけましょう」と、先生から教えていただきました)

 

その食材がどのような環境で育てられたものなのか。
(なるべく産地が近いものを選ぶこと。自分の住む場所と近いところで育った食材は、その土地の風土に合った強さをもっているということに。それらをいただくことで、わたしたちは栄養だけでなく「その環境に対応できる強さ」も一緒にいただくことになります)

 

その食材はどんなものが配合されて出来ているのか。
(ラベルを確認する習慣はありますか?最近は調味料などを選ぶ時はなるべく知らない科学化合物が入っているものは避け「おばあちゃんでも知っているものたち」から出来ている商品を選ぶようにしています)

 

どのような食べ物が、その時の自分にとって消化に軽く、滋養に富み。

どのような食べ物が胃腸や気分を疲れさせるのか。
 

 

まずはアーユルヴェーダ的に日々の生活の中で「良い」とされることも「悪い」とされることも、何でも一度試しにやってみるというのも良いかもしれません♪

 



例えば、「こんな時間に~っ!」と罪悪感を感じながらも真夜中にチーズたっぷりトロトロこってりパスタを食べてみるとか☆(笑)
そうした時の翌朝の自分の身体と心の状態はどうなっているでしょうか?

鏡の中にびっくりするくらい真っ白になっている自分の舌と対面するかもしれません。

またはいつもとは違うずっしりとした胃の重さも体感できるかもしれません。

 そんなことを実験的に繰り返して、どのような食生活が自分にとって健やかさもたらすのかをちょっとずつ探っていくのも楽しいかもしれませんね♪



アーユルヴェーダにおいてよく語られる自分のドーシャ(時に「体質」と訳されるVATAPITTAKAPHAに分類される身体や精神的傾向、かかりやすい病気にも関係する概念を知り、それに沿った食生活を送るということは理想的でありとても良い選択だと思います。

 

ですが、その前に。

 



上に挙げたような、どんなドーシャの方においても共通する「食事を摂るときに大切なこと」を少しずつ生活の中に取り入れることで、今よりちょっと健やかな日々を送ることができるかもしれません。


そしてこれらは新たに何かを買い足したりする必要もなく。

手持ちのリソース、または少しだけ意識を変えることで、お金もかけずに手軽に始められるものたちです。

 

新しい年を迎えるにあたり。

今年の最後を健やかに締めくくるにあたり。

今一度、ご自身の食生活にちょっと意識をむけてみませんか?☆