先日、深夜のテレビ番組をみていたところ、モデルの押切もえさんが焼肉を食べる前にお店にオーダーするのは何? というクイズがあり、その答えが「お白湯(さゆ)」でした。体が冷えがちなので、まず食前にお白湯を飲んで温めるそうです。おしゃれなシャンパングラスに湯気が立ち上るお湯がサーブされていました。ほかにも、嵐の松本潤さん、米倉涼子さんなどもお白湯を飲んでいるそう。ローラさんは、レモンのスライスを入れて、レモン白湯を飲んでいるとのこと。

「適温は何度ぐらい?」「適量はどのくらい?」「どんなタイミングで飲むのがよい?」「
どんな効果があるの?」……いろんな疑問が湧いてきました。

インド発祥の健康医学“アーユルヴェーダ"講師の新宅先生と、日本に古くから伝わる東洋医学に基づいた“食養生”の辻野先生のお二人にお話を聞いてみました。

まずはご自身も、「白湯はだいたいいつも飲んでいますが、自分を見ながら飲むことが大切のように感じています。」という新宅先生にお話をうかがいました。

アーユルヴェーダではお白湯はどんな時に飲むのがいいのでしょう?

アーユルヴェーダでは健康の維持増進のために、また病気の治療の際にはまずその人の消化力(アグニ)を見ます。消化力とは食べたり飲んだりしたものを消化して代謝する力のことです。

人間は飲食物によって生命を維持していますから、食べたものがちゃんと消化され身体を構成する要素に変換され、ちゃんと老廃物が排出されることが健康のポイントです。

お白湯を飲むことは、このアグニを守ることに一役かってくれているのです。

いつどんな時にどのくらいの量のお白湯を飲むといいのでしょうか?

☆ スムーズに消化するために食事中にお白湯を飲む
☆ 食べた食事がスッキリちゃんと消化されるように食事と食事の間に飲む
☆ ちょっと食べ過ぎた。濃い味付け、油が多い消化に負担がかかるものを食べた時にも。
☆ もちろん何か飲みたい時。お茶したい時にもお白湯の飲用をおすすめします。
☆ 寝る前にも2~3口熱めのお白湯を。
1回に飲む量は無理なく飲める量でコップ1杯ぐらいを目安に。

お白湯を飲む時はグビグビ、ゴクゴクと一気に早く飲むのではなく、ゆっくり静かに、一口一口を味わうように飲んでみましょう。何かをしながらではなく、飲んでいることに意識をむけてお白湯を飲みましょう。透明で清らかな温かいお白湯を、落ち着いて静かにゆっくりいただくひと時を味わってみてください。

アーユルヴェーダにおけるお白湯の効果はなんですか?

お白湯は「水」を「火」で沸かして出来ています。「火」の要素(ピッタ)が加わった温かい水です。「火」の要素は消化の火(アグニ)を助けるので、消化力促進、消化不良を解消、お腹の張りを和らげ、便秘や下痢を改善します。
「火」の要素は身体を温め循環を促し、冷え性や肩こりを改善、利尿作用もあるので、むくみや重さを改善し、新陳代謝促進によりダイエットの効果もあります。
「火」の要素が加わったお白湯はヴァータやカファの乱れを鎮めて整えてくれます。
温もりのある味のない、刺激のないお白湯は身体の中に優しく穏やかにゆきわたり老廃物の排出を促してくれます。

温もりのあるお白湯は身体だけではなく、心の調和にもなると感じられると思います。沸かしたお白湯を保温マグに携帯して飲みたい時にすするように飲んで、お白湯生活を続けて、スッキリ軽い心地よさを体験してみてください。

私の場合は、お白湯を飲んで「あ~~おいしいなぁ~。」「さら~っとしみ込むなぁ。」「いいなぁこれっ」と感じる時もあれば、特になにも感じなかったり。う~~ん何か他のものが飲みたいみたい。ものたりない・・・などとその時その時で色々あります。それでもずっと飲んでいます。味のない温かさが心地よく安心できるのかも知れません。
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東洋医学に基づく食養生でのお白湯の効果はこちら

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