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スタジオ脱出日記~伊豆大島編~

2016年10月26日

最近、生活をどんどんシンプルにしたいモードのスタッフKです。

 

9月の半ばに伊豆大島に行って来ました。

外界から隔絶した島は、何がいいかというと、首都圏からそう遠くなくても

(熱海港から40分!!)、異郷感を味わえるところ。

今回は活ける火山、三原山に火と大地のエネルギーをいただいてこようという目論見です。

 

港に着くとネコがお出迎え。

ひなびた港町なのに、車のナンバーは「品川」なのが不思議・・・。

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古民家の宿なるものを選んだら、つげ義春の世界のようです(笑)

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登山の日、下界から山を見上げると雲で真っ白。

宿のおっちゃんと、バスの運ちゃんが「今日は真っ白で何も見えないよ!」と、制止するのを

「いーんですいーんです!!」と意気揚々と振り切って、登山開始です(笑)

雲に覆われた山は異界感満載。

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やはりこんな天気の日に山に登る酔狂な人はいないようで、誰一人出会いません。

完璧に「あの世」に来てしまいました(笑)

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それでも、山の神様は歓迎してくださったのか、火口の前に立つと、さっと霧が晴れ、

綺麗に火口を見渡すことができました。感謝☆

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誰もいない山を独り占めとは、この上ない贅沢です。霧深い山もいいもんですね♪

 

登山道の風景は、活火山ならではの植生の変化が観察できます。

頂上近くはごつごつした溶岩ばかりですが、降りるにつれて、草から低木へ、頭上を越える木々の連なりから森林へ。

森の再生の歴史を辿って下山です。

 

外界に降りると美しい夕日がお出迎え。空気がきれいだと、自然の色もより繊細に映えて、

神々しいほどです。

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そしてお約束のご当地グルメ。

魚を青唐辛子の入ったしょうゆダレに漬けた「べっこう丼」です。

魚が新鮮だからホントに美味しい!!

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ゆったりと空気の流れる島でリフレッシュして、また現世に戻ってきました。

山の清々しい空気をスタジオにお土産です!!

 

現世に戻れなくなりそうなスタッフK