BLOG

神楽坂さんぽ

2015年11月14日

名前の由来は、坂の途中にあった高田八幡で神楽を奏したから、

若宮八幡の神楽が聞こえたから・・・など

『神楽』にちなんだ諸説がある神楽坂は、

ほかにも軽子坂、地蔵坂、三年坂・・・など坂の多い街です。

その坂から小さな路地がいくつも分かれていて、それぞれに趣があり

お散歩にぴったりの景色が楽しめます。

 

スタジオを左に出て神楽坂をのぼり、「神楽坂上」の交差点を左折してしばらく歩くと
「袖摺坂」が見えてきます。
3歩で通り過ぎてしまいそうなほどの細い坂はかつて
両脇が高台と垣根の狭い坂道で、
すれ違う人がお互いの袖をすり合わせて通り過ぎたところから
この名前が付いたそうです。

 

袖擦坂


 

 

袖摺坂を右手に見ながら、牛込神楽坂駅方面にさらに歩くと
小さなはちみつ屋さん「PBees(ピービーズ)」があります。
ニュージーランド産の天然はちみつ専門店で
喉の乾燥が気になるこれからの季節には、お湯に溶かしてホットはちみつにしたり
スプーン1杯をなめるのもおすすめ。
また、生キャラメルやチョコレート、生どらやきなどのスウィーツも充実しています❤

中でも、ひとくち食べた瞬間に幸せが広がるのが このプリン!

 

写真③-2-2

 

カラメルではなく、はちみつをかけていただきます。
お店のお姉さんが
「このはちみつにはオリゴ糖が多く含まれていて腸内環境を整える作用があるんですよ」
と教えてくれました。
原料は秋田県産のジャージー牛乳、生はちみつ、たまご、クリームチーズ。
甘すぎず、ふんわり軽いチーズケーキのようなコクもあります。
お店の外には小さなベンチがあるので、ちょこんと座って冷たいうちにいただけます。

 

 

プリンを楽しんだ後には、先ほどは上らなかった袖摺坂を上り、
突き当りを右に曲がってしばらく歩くと、コーヒーの深みのある香りがしてくる
生豆専門店「緑の豆」があります。

 







緑の豆 店内写真

 

世界中から集まった珍しい種類の珈琲が
焙煎する前の、みどり色の生豆の状態で置かれています。
味の好みを店員さんに伝えると、おすすめのものを選んで下さり
最も合う良い加減に焙煎してもらえますし、挽いてもらうことも出来ます。
店内で飲めるメニューはアイスとホットの珈琲のみですが
この1杯が驚愕の美味しさ!!
さすが、専門店の味は違います。
ここは神楽坂にお住いの、常連のお客様から教えていただきました。

 

至福の1杯の後は、再び神楽坂へ。
坂道をもう少し上り、右に曲がると赤城神社が見えてきます。

 

赤城神社

 

そこだけ空気が静かで厳かな場所ですが
境内の奥には  「あかぎカフェ」もあります。
赤城神社まで来たなら、そこでちらっと左手を見ると 緑の屋根のパン屋さん「亀井堂」が。







亀井堂 写真③-2

 

1日に400個売れる?!クリームパンは、クリームがたっっっっっぷり!
手のひらにずっしりくるほどのクリームは甘すぎず、
パンのほのかな塩味との相性が抜群。
日本一美味しいクリームパンなのではないかと思っています☆☆☆

 

今回ご紹介したのは、神楽坂の魅力のほんの一部。
京都のような風情が楽しめる石畳の道もあり
歩くたびに新しいお店を発見する小路もあり
気の向くままふらりと歩くのにちょうど良い広さの街です。
スタジオで軽やかになった脚で
神楽坂散策、してみませんか。

神楽坂地図