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感覚と機能を高めるために

2016年12月09日

クラスが始まるまでの間、どんな過ごし方をされていますか?
これから受講するクラスの質が ぐっと上がる↑ ストレッチをご紹介します。

 

それは、足裏のストレッチ。
ヨガインストラクターのミヤビ先生から、その目的と効果を伺いました。

 

「足の関節が強張っていると、股関節の可動域に制限が出ます。
土台を安定させ余分な力を抜きやすくするためにも
足裏のマッサージはとても効果的。
足元から整えることで、身体の感覚と機能を高めることに繋がります。」

 

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その方法は・・・

 

 

1.両方の足指をぱっと開き、その指の間を上から手で しっかり掴みます。
足指のなるべく深いところまで手を組み入れます。
これだけでも、ちょっとした刺激を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

息を吸って 開く

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吐いて   ぎゅうっとグーに握る
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手の指で足指を掴み、足指も手の指を握り返すように。
これを数回、肩の力を抜いてリラックスした状態で繰り返します。
足指の感覚が高まります。

 

 

2.左脚を伸ばし、右脚を曲げて左脚の膝の上に置きます。
足裏から足指5本の間を左手でしっかり掴み、指先をゆっくりほぐすように
ぐるぐる回します。
反対回しも何度か。

 

 

stretching3

 

 

3.足指を掴んだまま、足裏ど真ん中・土踏まずを右手の親指でぐっと押し、
真ん中がほぐれるように回します。
stretching4

 

真ん中を刺激することで、土踏まずの自然なアーチを引き出します。
反対回しも行います。

 

 

4.そのまま右手だけ足首までずらし
手と足と協力しながら足首を大きく回します。
反対回しも行います。

 

stretching5

 

 

5. 4.の形のまま 指先をぐぅーーーっと引っ張ります。
足裏の詰まりを取るように、大きく伸びをする感じで。

 

 

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6.脚をほどき、かかとを床の上に置いてから足裏を掴み
つま先を上に引っ張ります。

 

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動かした右脚と左脚とを比べてみると、差は歴然。
右脚の方が白く明るくなっています。
順番は、指の先⇒真ん中⇒足首⇒全体を伸ばす  という様に
上から順番に降りてくると覚えて下さい。

 

もっと簡単で手軽な方法として
1.仰向けになって膝を折り、かかとで 太もも裏をとんとんとん・・・を200回
足の力は全て抜いて、足を振り下ろす
2.足指を1本ずつ引っ張ったり揉みほぐしたり、足指の間をマッサージ

 

これだけでも違います。

 

 

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ヨガもピラティスもビューティ・ペルヴィスも、
最初に足元を整えておくと身体が目覚めますし
動きやすさが違ってきます。
必要な時間は、ほんの少し。
身体が軽くなるのを実感できて、心の余裕も生まれる クラス前のストレッチを
是非お試しください。

 

取材協力:

神楽坂在住のお客様のネコさん プレマ君。

肉球のアップは、プレマ君のお母様のシャンティさん。

プレマ(愛)と シャンティ(平和)。

2匹ともサンスクリット語のお名前なんて、すてきです☆