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“ザ・ピラティス”を目指して

2016年12月09日

 

出産を終えてヨギーに戻って来られたイクコ先生のクラスを
久しぶりに受講しました。
今日のエクササイズの目的と内容、そのための留意点が最初に発表されるのですが
点と点が繋がって最終目的地に辿り着く、その道すじが極めて明確。
目的地までの地図がきれいに完成されていて、
私の動きは これで合っているのかな?と迷うことなく進めました。

 

──いつも元気で明るい声のイクコ先生そのもの、スカッとしたクラス展開です。


 

イクコ先生:
でもね、不安はいつでもある。
(受講者が)飽きていないかな? 満足しているかな?
常に「これで良いのかな?」というのが根底にあって
それが原動力になっている。
自分が進んで行くのを確かめたいし、
ずっと同じ場所にいるのではなく動いていないと、いられなくて。

 

──イクコ先生はインストラクターの養成講座も担当なさっています


 

イクコ先生:
養成コースを担当するようになって不安度は増したかも(笑)
インストラクターを育てる立場になって
生徒やインストラクターも受けに来るようになったでしょう?
プレッシャーの中でクラスをしています。

 

ピラティスのエクササイズでは
ボールなどの小道具を使って変化を付けることもあるけれど、
あまり基本からずれることはしないで
いつ参加してもらっても “ザ・ピラティス” と言えるものを目指しています。

 

 

“ザ・ピラティス”!
確かに私が受講したイクコ先生のベーシッククラスでは
シンプルなエクササイズがほとんどでしたが
身体に効いている感覚が直球でした。
目的と留意点を常に何度も与えて下さるので、良く集中できる。
テーブルトップを作るだけでも いつもより集中度が増して
これぞピラティス!を満喫できました。

 

──今年は出産という大きな変化があったイクコ先生。
産前・産後で何か変化はありましたか?


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イクコ先生:
それがね、あまりないかも。
もちろん、抱っこしているから腱鞘炎になったとか
今日は首が痛いなとか、
今までには無い小さな痛みはたくさんあるけれど
大きな変化は感じないかな。

 

──今までずっと動いてきたからでしょうか?

イクコ先生:
それは、ある!
産婦人科のお医者さんから「体力、スゴイですね!」と褒められました(笑)

 

ピラティスには、腰痛や肩こりがあったり妊娠を望んでいたり
何かしら改善したいなど目的を持った方が多くいらっしゃるけれど、
身体を 締める、締める!の一方だと それがプレッシャーになってしまうことがあって。
心も身体も「しめる」と「ゆるめる」のバランスを取って
『楽に動けるからだ』を目指すのがピラティス氏の教えです。
締めすぎて身体が楽じゃないのは、良くない。

 

──妊娠中にピラティスを受講してみたいと思われる方への
メッセージをお願いします


 

イクコ先生:
妊娠すると不安なことも出てくるけれど
ピラティスで動いている時の精神の安定感はとても大きいものです。
私は、もしも何もしていなかったら きっと辛かったと思う。
もちろん 運動するにあたって注意しなければならないことはあるけれど、
妊娠中の身体の変化を感じるのは とても楽しいですよ。

 

身体を動かすことで、お産に向かっての体力と自信が付きます。
こんなに動ける!と思えるのは楽しいし、
運動が身体と心に効いていることを感じて欲しい。

 

大きなお腹でも ここまで動けるのなら、陣痛も乗り越えられるかな!という自信にもつながるし
マタニティクラスは、自分への解放感に集中できる時間です。
それはお腹の中にいる赤ちゃんにもきっと伝わって
良い影響がありますよ。

 

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神楽坂でのマタニティピラティスは残念ながら無いのですが

イクコ先生のクラスは

毎週月曜日  18:30~コアコントロールピラティス・ベーシック
       19:45~コアコントロールピラティス

2本続けてレギュラークラスがあります。
イクコ先生の “ザ・ピラティス”を受けに
月曜日の神楽坂に是非いらして下さい。