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『ヨガスートラを学ぶ会』のご案内

2022年12月21日

<ヨガスートラを学ぶ会>


京都スタジオでカナコ先生による耳で聴くワークショップ~第一回【ヨーガの目的地ってどこ?~ヨーガの八支則~が12月17日に開催されました。

ベーシックトレーニングコースでも最初に学ぶヨガスートラの思想、八支則(はっしそく)。コースを担当しているカナコ先生から学べるとても貴重な機会です。




一回目は、「どこに向かって私たちはヨガを続けるのか」をテーマに話されました。

60分の座学なので、ウエアは必要なく単発で気軽に受けて頂ける内容となっています。


第二回目は12月24日(土)15:00-16:00に開催予定です。


【ゴールまでの道のり~日々の過ごし方を学ぶ~】

第一回で学んだヨガを続ける先にある「ゴール」。

では、そこにたどり着くために、どんな歩き方をすればいいのでしょうか。

日常の中ですぐに実践できる、「ヤマ:慎むべきこと」「ニヤマ:やるべきこと」に触れながら、ヨガのある日常についてお話しします。




ご予約はこちら⇒ 

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ヨガスートラは、

聖者パタンジャリによって紀元2世紀頃に記述され、完成されたといわれる教典

八支則は、

ヨガを実修するための8つの段階、行法を示したもの

とされています。


八支則は、

1.ヤマ(禁戒) 

2.ニヤマ(勧戒)

3.アーサナ(体位法)

4.プラーナーヤーマ(調気法)

5.プラティヤハーラ(制感)

6.ダーラナー(集中)

7.ディヤーナ(瞑想)

8.サマーディ(三昧)


という八つの段階に分けたアプローチとして示され、実践していくにつれ、

英知の光が輝きを増し、最後は弁別智が現れるといいます。


こう書くと難解な内容に思われるかもしれませんが、このワークショップでは分かり易く解説されています。

カナコ先生は最初に、

「今欲しいもの、望んでいることとは何か?」という質問をされました。

なぜそれを望むのか。

なぜと突き詰めていけば、目的は幸せ(苦しみから逃れたい)ということに繋がり、時代や状況、環境、社会的な背景は違えど、人の望みはヨガスートラが記された時と変わらないのかもしれません。

その目的を山の頂上と例えて、登った頂上の景色は一緒でも、登り方が違うと道途中の景色は違うと話されていました。

頂上に登るには、まず山の麓を整えることが必要です。

山の麓=

日常をどんな風にすごしていけるか


第二回目は日常生活でも活かせる

ヤマ(禁戒)-やらないでいいこと

ニヤマ(勧戒)-すすんでやったほうがいいこと

を中心に話されます。


みなさまのご参加をお待ちしております~