ヨガインストラクターのユウコです
いつもレッスンへご参加いただきありがとうございます。
いつもレッスンへご参加いただきありがとうございます。
人生でこんなことがあるのだろうかというコロナ禍での暮らしも長くなり、いろいろと制約がある中でいかにヨガが必要なものだったかをあらためて感じた方も多いのではないでしょうか。
今回はヨガをする上でのよいヒントと、私自身が初心に帰る気づきをいただいたパークヨガでの出来事を書きたいと思います。
先日、産後ヨガのクラスを年始からオンラインでさせていただいている方々からご依頼をいただき、パークヨガを行いました。
少人数、マスク、そして屋外という環境🌿
レッスン開始10ヶ月目にして実際にお会いするのは初めて!の方もいらっしゃいました。今の状況ではそんなこともあるんですよね。当日は、晴れて本当によかった😊本格的にヨガを始めたのが年始からのオンラインという方からいただくレッスン後のご感想は、私に大きな気づきを2つ与えてくださいました。
1つ目は、
「オンラインではいつも画面で自分の姿が見えるので、どんなポーズになっているのか体の動かし方にとまどった。」
ということでした。
ヨガをする際には鏡を使わずに練習をした方がよいと聞いたりします。私も自分のポーズのアライメントを確認する為に写真を撮ってみたりすることはありますが、鏡のある場所であってもヨガの最中に鏡を見ることはなるべくしないようにしています。ヨガを行う上で大切にしたいのは自分の感覚に意識を向け繊細に感じること。視覚から入ってくる情報量はとても多く、鏡を見ることでついボディラインや髪型を気になったり周りの人と自分を比べてしまったり、集中の妨げになる可能性があるからです。自分への感覚を大切にすることは自分の可能性を広げ、日常でブレない自分を作る鍛錬になります。
そして、2つ目。
「レッスン開始直後は公園の周りの方の目が気になった。」とのこと。
外でのヨガが初めての方にはきっとよくあることでしょう。公園でしたので、確かに周りにはレジャーシートを敷いて寛ぐご家族やお友達などがいらっしゃり、マットの上で動き始めた私達を“何が始まるのかなぁ”といった感じで見ているのに私も気づきました。
しかし、いつも使わせていただいている公園で大声も出さず周りの方とある程度距離もあり、迷惑そうにされている方はいらっしゃらないようでしたので、私はテンポを変えず呼吸に合わせたインストラクションを続けました。
今回は、本格的にヨガを始めたのがオンラインで他の方と一緒に動くのが初めてだったり、ヨガ以外の目的で来ている方が周りにいるという環境でのヨガでしたので恥ずかしさがあって当然だと思いますし、スタジオでのヨガもそうですが、初心者に限らずポーズの完成形を意識してしまって周りと比べてしまったりということもよくあることです。意外と周りの方も自分に精一杯で周りの人のポーズは気にならないものです。マットは自分のお城だと思って安定と快適をもって自由に、そしていつもは外に向いているアンテナを自分に向け、まずは呼吸をよく感じて動くことが大切かなと思います。
1つ目の気づきをくださった方も2つ目の方も、途中からは自分のポーズや周りを気にすることなく集中して気持ちよさを味わえたそうです。これは深い呼吸を使ってポーズをとれていたため上手に体と心を繋げてリラックスできたからだと思います。
呼吸って本当にすごいんです。
こうして感覚に繊細になると日々の中でも感情に振り回されない芯のある自分を育むことができると思います。
そして、私も最初はそうだったな、とこれからもお一人お一人に寄り添ったレッスンをしようと心に誓いました。気づきをいただきました。